森林浴というと、「一体何をするの?」という方が少なくないと思います。鎌倉トレイルセラピーが提供している森林浴のプログラム(森林セラピー体験)は、
”トレイルを走ってヨガする森林セラピーガイドのトシローが主催する、鎌倉のハイキングコースなどの未舗装路(トレイル)とその周辺で行う、心身のリラクゼーションを目的としたちょっとアクティブな森林浴 ”です。
「鎌倉トレイルセラピー」では、神奈川県鎌倉市内の舗装されていない里山トレイルをゆっくり歩いて移動します。いわゆるトレイルウォーク(山歩)です。通常は「森林浴✕ハイキング」スタイルですが、年に数回だけですが、走る森林浴「森林浴✕トレイルランニング」も開催しています。その途中で、五感を使って森の中の様々なゆらぎを感じとるセラピーワークをすることで、より深いリラックス感を味わっていただきます。
参加者の皆さんに、なるべく人の手が入っていないありのままの自然を体験してもらいたいので、公園森林浴はメインにしていません。もちろんトイレ🚻の都合上、公園や寺社に立ち寄ったり、ゴールにしたりすることはあります。
森林浴プログラム(森林セラピー®体験)の方向性
ワンオペの強みを活かし、従来的なやり方に縛られず、いろいろ試しては修正を繰り返し試行錯誤しています。
プロフィールでも触れていますが、自身が心身のバランスを崩した際に、緑のパワーに随分と助けられた経験があります。
ですので、その場限りの森林浴イベントではなく、日常の心身の健"幸"管理、 未病改善を目指し、最終的には、参加者の皆さんのウェルビーイング向上のお役に立てるようなプログラムを目指しています。
つまり、On the trailだけではなく、Off the trailでも役に立つプログラムを目指しています!
消去法で言うと、大勢でワイワイガヤガヤとやる森あそびやレクリエーション的なアクティビティーではありません、
また、リトリートのようなものではなく、気軽に参加できる森林浴のプログラムにしたいと思っています。
例えるならば、フルコースの料亭ではなく、安い・うまい・早い、お手軽で足繁く通える牛丼屋みたいプログラムを目指しています。
それは何故か?
マイクロツーリズムとコロナ禍
旅行業界では、コロナ禍以前から近場で日帰りで済ます「 マイクロツーリズム」の流れがあったそうです。そこにコロナが追い打ちをかけて、県をまたぐ遠出旅行は何となく行きづらい雰囲気になってしまったようです。もちろんコロナが落ち着けば状況は変わってくるとは思いますが。
だから、いわゆるリトリート的なものではなく、 半日程度のプログラムにしています。
リトリートが良いとか悪いとか、優れているとか劣っているとか、ランクが上とか下とか言っているのではありません(←ジャッジしない、比較しないのが大切)。
ニーズには多様性があるのが当然で、それを全部カバーできるはずはありません。だから鎌倉トレイルセラピーとしてのサービス内容をあらかじめ募集要項のページで明確にしておき、ニーズが合致した一部のお客様だけが参加してくださるというのが理想的と考えています。
たま~にリトリート的な森林浴に参加するよりも、手軽な森林浴に時々参加した方が、ウェルビーイングな状態は高いレベルを維持できるんじゃないかと信じています。
なぜなら、一度森林浴を受けるとストレスホルモンが減り、1ヶ月経っても森林浴を受ける前よりも少ない値を示しているという研究結果があるからです。
アクティブ系森林浴
ただ森の中を散策してリラックスするのも森林浴です。最近では、平坦な都市公園でも森林浴が行われています。ですが、鎌倉トレイルセラピーの森林浴は、ハイキングスタイルです。ハイキング(山歩)やゆる~いトレイルランニング等、少し身体を動かすことも併用することで、 自然の中でリフレッシュ感も一緒に味わいます。
※「走らない森林浴」と「走る森林浴」は別プログラムなので、間違って参加しちゃった🤷♂️なんてことにならないように配慮して募集しています。
何故かって?
精神的に疲れているときは、少し身体を動かしたほうが調子が良くなることは体験的にわかっているからです。いわゆる アクティブレストってやつですね。
また、軽く身体を動かして(交感神経を少し上げておいて)からの方が、ストーンと深いリラックス感(副交感神経優位)が得られることは自身の体験だけでなく医学的にも証明されていることです。
更に最近では、少し心拍数が上がる程度の有酸素運動をする方が、脳が鍛えられてストレスを感じにくくなるだけでなく、集中力や認知機能も向上することも分かっています。
アクティブ系森林浴の鎌倉トレイルセラピーのプログラムは、ソコを狙っているのです!
四季折々の“ 旬 ”を楽しむコース設定
トシローは神川学生ガイド連盟(K.S.G.F)に所属して、鎌倉でボランティアの観光ガイドをしていた経験があります。
また鎌倉は三方を山で囲まれていて、トレイルヘッドが寺社の境内脇にあるところが少なくありません。トシローは四季折々の自然との出逢いを求めて、三方の部分にあるトレイルを中心に駆け巡っています。いわゆるトレイルランニングです。約15年に及ぶ経験から季節ごとのトレイルとその周辺の寺社の見どころ、つまり旬は熟知しています!
こういった自身の強みを活かしたコース設定をしているのが鎌倉トレイルセラピーのプログラムの特徴です。旬を外さないコース選定は、毎回お客様には大好評です!
午前中に開催
おそらく参加者の皆さんは、折角鎌倉まで来たのだから、TVで紹介されていた気になるレストランのランチやおしゃれなカフェとかに行ってみたいですよね?だから良くありがちな地産地消のセラピー弁当のオプションはナシでOK。
また、来たついでに観光もしてみたいですよね?鎌倉のお寺は4時半頃に閉門していまいます。だから早めに開始して、早めに解散した方が良いと思っています。
ガイド中に意識しているSDGsのゴール
ガイド中に意識しているSDGsのゴールは以下の4つです。
- ゴール3:すべての人に健康と福祉を
- ゴール13:気候変動に具体的な対策を
- ゴール14:海の豊かさを守ろう
- ゴール15:陸の豊かさも守ろう
自然環境への配慮:持続可能な森林浴目標!?
森林浴でいちばん大切なのは、ガイドのスキル云々以前に、まずは自然環境だと思います。ガイドが手を変え品を変えてワークをやらせなくても、何もせずに(⬅これが難しい)そこに居るだけでも癒やされるからです。
自然の中に入ることは、心地よいことですが、多かれ少なかれ必ずインパクトを与えているということを忘れてはならないと思っています。お客様を自然の中にご案内するガイドやセラピストならば尚更!
1人で入れば1倍、2人で入れば2倍、30人で入れば30倍のインパクトがかかります!往復したら、更に✕2倍!団体割引なんてありません。むしろ団体にはペナルティを与えるべきでは?
森林浴にとって大切なフィールドを持続可能にしていくためには、少しでも自然環境に対するインパクトを少なくするアクションが必要です。
そこで鎌倉トレイルセラピーとしては、「 持続可能な森林浴目標 」として、少人数制(Max.5人+ガイドのトシロー)で行動することにしています。
さらに、紙のチラシ、アンケート、資料は制作しないで、全てオンラインで行うことにしました。これによって微々たるものではありますが、ペーパレス化によって印刷に伴う環境負荷低減に取り組んでいます。
こういった取り組みが、参加者の皆様に多少なりとも地球に優しいアクション(行動変容)につながり、結果的にネイチャーポジティブにつながることを願っています。
森林浴✕ヨガが一番好きなスタイル!
トシローは、プライベートでは、下の写真のように野ヨガ(トレイルサイドでのヨガ)を楽しんでいます。公園の芝生の上でやるパークヨガではないですよ。イベントとかクラスではなく、完全にライフスタイルとしてです。
でもトシローはヨガの指導者ではありません。だから、将来的には、森ならではの誘導ができる人とコラボして森林浴✕森ヨガのプログラムを実現したいですね。
👆普段から独りでこんなことをやっています。 |
コメント
コメントを投稿